おとこし をとこ‥【男衆】

〘名〙

(「おとこしゅう(男)」の変化した語)
※山彦(1907)〈鈴木三重吉〉「瘤の煙草入の男かと聞いたら、あの男仕(ヲトコシ)でござりますと笑ふ」
※雑俳・冠付五百題(1857)「片言交り・追廻(ヲトコ)しにはつかひよい」

〘名〙

(「おとこしゅ」とも)
① 男の人たち。⇔女子衆(おなごしゅう)
※言継卿記‐大永七年(1527)二月二八日「又男衆甘露寺一品、中御門父子、四条父子、柳原、法印等也」
② 下男。男の奉公人。おとこし。⇔女子衆(おなごしゅう)
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三「御祝義の十二銅、男衆(ヲトコシュ)への水引包は、二つの三方にうづ高うして」
③ 役者または、花柳界で芸者などの身のまわりの世話をする男。おとこし。
※都会の憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉「或る女優にのぼせて男衆(ヲトコシウ)のやうにしてゐるなどといふ者さへあった」

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