α米

(あるふぁまい)
あらかじめ炊飯した米をただちに乾燥したもので、湯を注いで数分後に飯ができあがる即席食品である。第二次世界大戦中「火を使わずに飯を炊く」という要請から、化学者の二国{にくに}二郎が、オランダのカッツJ. R. Katzの理論に基づき研究開発した「乾燥飯」が最初である。すなわち、普通に炊いた飯を熱乾燥し、水分含有量を8、9%以下とすると、デンプンの老化を防ぎ、長期間炊きたてに近い状態に保つことができる。この「乾燥飯」に同容量(重量で約1.4倍)の水を加えると、夏季(25~30度C)では約1時間で冷や飯ができる。もちろん熱湯であれば、数分間で温かい飯となる。その後、乾燥方法や戻しやすいようにくふうが加えられ、インスタントライスなどの形で市販されているものもある。飯がうまく炊けない条件、たとえば登山や漁船などで重宝されているが、食味は、やはり普通に炊いた飯のようにはいかない。
最近、炊飯後アルコールで急速脱水して製造したα米が、酒造米として一部用いられている。このα米は、遊離脂肪酸など酒造りのじゃまになる物質がアルコールで除かれている利点と、酒造設備の合理化(洗米や蒸米設備が不要、また廃水が少なくなる)で注目されている。 <不破英次>

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