佐藤千夜子
(さとうちやこ)
(1897―1968)歌手。山形県天童の生まれ。本名佐藤千代。東京音楽学校(現東京芸術大学)卒業後、詩人野口雨情{うじよう}や作曲家中山晋平{しんぺい}に才能を認められ、昭和初期、日本ビクターに吹き込んだ『波浮{はぶ}の港』(1928。野口雨情作詞、中山晋平作曲)と、それに続く『東京行進曲』(1929。西条八十{やそ}作詞、中山晋平作曲)が爆発的人気をよんだ。1930年(昭和5)イタリアに留学し、35年に帰国したが芸能界に復帰できず、不遇のうちに没した。 <斎藤 明>
