仮性近視

(かせいきんし)
学童らが長時間読書をしたりしていると、毛様筋(水晶体の厚さを調節する筋)が疲れるため調節力が低下し、水晶体が膨らんだままになったためにおこる近視状態をいい、偽{ぎ}近視ともいう。このような状態が長く続き本物の近視になってしまうという説がある。角膜や水晶体の曲率や眼球の軸長などは、遺伝的なものが大きく関係し近視が発生するわけで、仮性近視などは存在せず、仮性近視は軽い近視であると考えたほうがよい。しかし、近業(目を近づけて行う作業)を長く続けていることによって近視の状態になるとも考えられ、長時間の近業のあとにはかならず遠方をしばらく眺め、調節力を休ませることがたいせつである。眼鏡をかけないと近視の度が進むとか、かけたりかけなかったりすると近視の度が進むとかいうことがよくいわれるが、そういうことは近視の進行には関係ない。眼鏡をかけて日常生活が楽になるようならかけるほうがよいし、かけるのが嫌な人は必要なときだけかければよいわけである。小中学生で仮性近視の治療を受けている者のなかに、いつまでも効果を期待して、視力が十分でないのをがまんしている者がいるが、数か月治療を続けても視力回復がなく、両眼の視力が0.6以下になれば学習にも支障をおこすので、眼鏡を作製し、必要に応じて使用するのがよい。 <中島 章>

我们使用 Cookies 和其他技术来定制您的体验包括您的登录状态等。通过阅读我们的 隐私政策 了解更多相关信息。 单击 接受 或继续使用网站,即表示您同意使用 Cookies 和您的相关数据。