五原

(ごげん)
ウーユワン
中国、内モンゴル自治区中部の県。バインノル盟に属し、後套{こうとう}平原上にある。人口27万2495(1994)。南は黄河に臨み、包蘭{ほうらん}鉄道が県域南部に通じる。黄河の水を引くウジヤ河をはじめ、多くの用水路が県内を縦横に貫流し、灌漑{かんがい}農業が盛んである。小麦、米、アワ、キビ、食油用アマ、サトウダイコンが栽培され、ヤギをはじめとする牧畜も行われる。コイの生産でも知られる。もとモンゴル族烏喇特{ウラト}部の遊牧地であったが、清{しん}朝末期の20世紀初頭に農業移民の手で開墾されて農業地帯となり、五原庁が置かれ、1912年五原県となった。 <河野通博>

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