主概念

(しゅがいねん)
subject
伝統的論理学で判断の主語の位置にくる概念をいう。たとえば「人間は哺乳{ほにゅう}動物である」では、「人間」が主概念である。昔は「主辞」ともいった。「概念」ということばは、だいたい、普通名詞的な表現、すなわち、現代論理学でいうと集合をさす表現について使われるのが普通であるが、「ソクラテスは哲学者である」という判断では個体をさすことばが主語になっていて、これも主概念だということがある。ここから、個体を「主概念によっては名指されるが賓{ひん}概念(述語)によっては名指されないもの」と性格づける考え方が生まれる。 <吉田夏彦>

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