世界精神

(せかいせいしん)
Weltgeist ドイツ語
世界を支配する精神的原理のこと。世界精神は、すべてのもののなかに生きた統一として、法則として、神的な力として働き続けていると考えられる。古代インドのブラーフマンやアナクサゴラスのヌース、あるいはストアのプネウマ、ブルーノの宇宙霊の思想などにおいてみられる。ヘーゲルは、いかなる民族精神も、どの時代精神も、世界史の歩みのなかで一つの個体の位置を占めるものにすぎず、世界史はただ一つの普遍的実体としての世界精神が自己を顕現し、実現してゆく過程であると考えた。つまり、世界精神の自己実現の過程が世界史であり、世界史においては神の理性が支配しているというのである。 <伊藤勝彦>

【本】武市健人訳『ヘーゲル全集10 歴史哲学』全二冊(1954・岩波書店)

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