与板(町)
(よいた)
新潟県中央部、三島{さんとう}郡にある町。1889年(明治22)町制施行。1955年(昭和30)黒川村と大津村の一部と合併、57年大河津{おおこうづ}村の一部を編入。信濃{しなの}川左岸の西山{にしやま}丘陵東麓{ろく}に位置する河川交通の要衝で、中世は上杉氏の重臣直江山城守兼続{なおえやましろのかみかねつぐ}の居城があった。近世は牧野・井伊{いい}氏二万石の与板藩の城下町、また、信濃川舟運の河岸場{かしば}町として繁栄し、問屋{といや}、豪商が軒を並べていた。近代は郡役所が置かれ、郡の行政府として重きをなした。古くから鋸{のこぎり}、鉋{かんな}、のみなどの打刃物{うちはもの}をつくる金物町としても有名。西本願寺与板別院(与板御坊)、恩行{おんぎょう}寺がある。人口7484。 <山崎久雄>
【地】2万5000分の1地形図「与板」
【本】前波善学編『与板町史』正・続(1959~61・与板町教育委員会)
【URL】[長岡地域広域行政組合] http://www.city.nagaoka.niigata.jp/13town/top1.html
