一宮(町)
(いちのみや)
兵庫県淡路{あわじ}島西部、津名{つな}郡にある町。1955年(昭和30)郡家{ぐんげ}町、尾崎村、多賀村、江井町が合併して成立。新町名は多賀にある淡路国一宮の「伊弉諾{いざなぎ}神宮」に由来する。この地の歴史は古く、縄文期からの遺跡があり、『神名帳』に「淡路伊佐奈伎{いさなぎ}神社」と記された土地である。中心集落の郡家は、古代津名郡の郡司の居住した土地で、ノリ養殖の中心地となっている。江井地区は全国一の生産を誇る線香の産地で、海岸一帯は海水浴場として知られ、民宿が多い。背後の丘陵地では、ウメ、温州{うんしゅう}ミカン、夏ミカンの生産が盛んで、肉牛の飼育も町の重要産業に発展した。人口9549。 <吉田茂樹>
【地】2万5000分の1地形図「郡家」
【URL】[一宮町] http://www.awaji-is.or.jp/itinomiya/
