一夜漬け
(いちやづけ)
おもに漬物についていう場合が多い。早漬けともいう。ダイコン、キュウリ、キャベツ、カブなどを、早く味をしみ込ませるため細切りにして塩をふり、よくもんで器に入れ、蓋{ふた}をして軽い重石{おもし}をする。一夜たてば食べられるのでこの名がある。さわやかな歯ざわりと色彩が楽しめる。刻んで塩もみした場合と異なるのは、塩分と重石により材料成分中の酵素が出て働き、これが味をよくするためである。また、「色はなすびの一夜漬け」の諺{ことわざ}もあるように、夏から秋にかけて色よく漬けたぬかみそ漬けもある。 <河野友美>
