まじ

(まじ)
【漢】真風
各地で「まじ」「まぜ」「まかぜ」とよばれる風を調べてみると、その風向がまちまちなので、風向による風の固有名ではないことがはっきりする。まじの語源には諸説あるが、ある場所、ある季節に吹く、その場所でもっとも重要な風がまじ・まぜなどという呼称でよばれていると思われる。まかぜ・まじをよい風の意味に解釈している説もあるが、実際には警戒すべき強風についていわれている場合もあり、かならずしもよい風であるというわけにはいかない。
(1)まかぜ 石川県・福井県および京都府では、冬にとくに多い北寄りの強風をいう。この場合「たまかぜ」からの転化であるという説もある。富山県氷見{ひみ}市藪田{やぶた}では春の南の最強風をまかぜとよんでいる。岩手県宮古市では西風をいう。
(2)まじ 南ないし南西の風。四国・九州東岸・山陰・瀬戸内にかけていう。
(3)まぜ 真風{まぜ}として古くは西風もしくは南西の風がよばれたが、地方名としては大阪・愛知・徳島・和歌山の各府県などでは南風をいい、岡山・高知両県と東京の八丈島などでは南西風をいう。 <根本順吉>

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