吉野弘
(よしのひろし)
(1926― )詩人。山形県酒田市生まれ。酒田市立商業を卒業、石油会社に勤める。1952年(昭和27)『詩学』に載った『I was born』で注目される。これを機に『櫂{かい}』『今日』に参加。57年、第一詩集『消息』を刊行。以後『幻{まぼろし}・方法』(1959)、『感傷旅行』(1971)、『叙景』(1979)などの詩集を出した。詩はやさしい文体に日常のなかの生への愛を歌ってナイーブ。エッセイ集『詩への通路』(1980)もある。「明るい/機智{きち}に富んだ/クイズを/さみしい心の人が解く。」(日々を慰安が)。 <安藤靖彦>
【本】『吉野弘詩集』(1981・青土社) ▽小海永二著『現代詩の鑑賞と研究』(1970・有精堂出版)
