割譲

(かつじょう)
cession
国家領域の得喪{とくそう}の一方式で、ある国の領域の一部が合意によって他の国に移転することをいう。割譲は、戦争を処理するために行われる場合と、平時における交渉に基づいて行われる場合とがある。前者の場合には、講和(平和)条約により、戦敗国の領域の一部が戦勝国に譲り渡される。ただし、1952年(昭和27)の対日平和条約で、日本はすべての海外領土を放棄したが、どの国に対して放棄したかは明記されなかったため、北方領土の地位など不明確な問題をのちに残した。平時になされる割譲は、贈与、交換、売買などによって生じるが、最近ではあまり行われない。かつての例では、1875年(明治8)に日本とロシアが合意した樺太{からふと}・千島の交換や、1803年のアメリカによるフランスからのルイジアナ購入が有名である。また、割譲地住民の意思が問題とされ、住民投票の実施が定められることがある。割譲の結果、住民は譲渡国の国籍を失って、譲受国の国籍を得るのが普通であるが、当事国間に別段の合意があればそれによる。 <太寿堂鼎・広部和也>

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