ももづたふ

ももづたふ…

分類和歌


「ももづたふ(=枕詞(まくらことば))磐余(いはれ)の池に鳴く鴨(かも)を今日のみ見てや雲隠(くもがく)りなむ」


出典万葉集 四一六・大津皇子(おほつのみこ)


[訳] 磐余の池で鳴いている鴨を見るのも今日だけで、これを最後に私は処刑されて、空高く雲間に隠れる身となるのであろうか。


鑑賞

天武(てんむ)天皇の第三皇子で皇位継承の有力な候補者でもあった大津皇子は、天皇の崩御後、皇太子の草壁皇子(くさかべのみこ)に謀反を企てたとして死を命ぜられ、自殺した。この歌は死の直前の辞世の歌で、自分の死をみつめる皇子の悲壮な心がよく表れている。「磐余の池」は、今の奈良県桜井市の西南部にあった池か。「雲隠る」は、死ぬ意の婉曲(えんきよく)表現。



もも-づたふ 【百伝ふ】

分類枕詞


数を数えていって百に達するの意から「八十(やそ)」や、「五十(い)」と同音の「い」を含む地名「磐余(いはれ)」にかかる。


出典万葉集 四一六


「ももづたふ磐余の池に鳴く鴨(かも)を」


[訳] ⇒ももづたふ…。


多くの地を伝って遠隔の地へ行くの意から遠隔地である「角鹿(つぬが)(=敦賀(つるが))」「度逢(わたらひ)」に、また、遠くへ行く駅馬が鈴をつけていたことから「鐸(ぬて)(=大鈴)」にかかる。



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