分類俳句
「一つ家に遊女(いうぢよ)も寝たり萩(はぎ)と月」
出典奥の細道 市振・芭蕉(ばせう)
[訳] 同じ宿に、たまたま遊女と泊まり合わせて寝たことだ。世俗を離れた修行僧のような自分となまめかしい遊女とは対照的な存在で、ちょうど庭にたおやかに咲いている萩と澄んだ光を放っている月のようだ。
鑑賞
萩に遊女、月に自分を象徴させ、一見無関係に思われるものの取り合わせに妙味を感じた句。季語は「萩・月」で、季は秋。
接受